旬のごちそう「こごみ」の食べ方

春になると、各地で山菜取りを行う方が多く出てきます。

『こごみ』はクサソテツと呼ばれる植物の若芽のことであり
山菜の1つとして親しまれています。

渦上の葉が特徴的で
形は同じく山菜であるゼンマイに似ています。

こごみは初心者でも簡単に採ることができ、
アク抜きをしなくても食べられることから人気を集めています。

ここでは、こごみの栄養価や効能、
下茹での方法などについてまとめていきたいと思います。


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アクがなく、ぬめりがあるのが特徴の山菜

日本各地で見られ、山菜の1つとして親しまれている『こごみ(屈)』とは、
イワデンダ科(あるいはメシダ科)に属するクサソテツと呼ばれる植物の若芽のことです。

日本以外には北米大陸の北東部に自生していて
また庭に植えて楽しむことも多いです。


kogomi


こごみは5月上旬から6月中旬に渦巻状に丸まった幼葉を採取し
おひたしやサラダ、ゴマ和えや天ぷらなどにして食べます。

ワラビほど強くはないものの独特の『ぬめり』があり
ゼンマイなどと違ってアクがないので調理が簡単だという特徴があります。

また、少量であれば生食することもできますが
大量に食べてしまうとお腹が緩くなるので注意が必要です。

こごみは比較的日当たりの良い斜面などを好み
大抵は群生
しています。

林の中にはほとんど生えないので
山道の道端や崖の下など
水はけがよく湿った場所
に多く見られます。

日本では食用として促成栽培も行われています。

こごみの栄養や効能について
主なものをまとめたいと思います。

・整腸作用
不溶性食物繊維が豊富に含まれているので腸の動きを活発にし、体に有害な物質を便と一緒に排出する働きがあります。

・生活習慣病の予防や免疫力アップ
ベータカロテンが含まれているため
心筋梗塞や動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があります。

また、皮膚や粘膜の細胞を正常に働かせ
免疫力を高める効果もあります。

・骨を丈夫に
カルシウムが含まれ
またその成分を骨に定着させる働きがあるビタミンKも豊富です。

このように、こごみには健康を気にする方に
嬉しい栄養がたくさん含まれています。

ほかの野菜のように1年中食べることはできませんが
シーズンになったらぜひ食卓に取り入れたい山菜だと思います。


日持ちしないので、早めに食べきるのがコツ

続いては、こごみを採る際のポイント
についてご紹介していきたいと思います。

日本各地に生息していて比較的見つけやすいので
初心者でも簡単に採ることができます。

しかし、正しい採り方を知らないと
翌年にはこごみが枯れてなくなってしまう危険性があるので
注意が必要です。

こごみは1つの株から何本も芽が生えてきますので
これをすべて採ってしまうと枯れてしまいます。

したがって、採る際は
数本残しておくのがポイントです。

また、自分で採りに行かない場合は
店頭でこごみを選ぶことになります。

その場合は、茎が太くトップにしっかりと
葉が巻かれているもの
を選びましょう。

そして、茎の部分が白く粉をふいたように
なっているものは新鮮だと言えます。

さて、こごみは日持ちがそれほど良くはないので
手に入れたら鮮度が良いうちに食べるようにしましょう。

保存する場合は、洗わず乾燥しないように新聞紙などでくるみ
呼吸できるように穴を空けた袋などに入れて
冷蔵庫の野菜室に入れておきます。

冷蔵保存する場合も
2~3日で食べきるようにします。

長期間保存したい場合は
固めに塩茹でしてから冷凍すると良いでしょう。


天ぷら以外は下茹でを行うのがポイント

さて、最後にこごみの食べ方について
ご紹介していきたいと思います。

まずは下ごしらえからです。

栽培されたものにはそれほどゴミが付いていませんが
自分で採ったものなどは枯れ草などが付いていることが多いので
さっと水洗いをします。

そして、水1リットルに対して20グラムの塩を加えて沸騰させ
こごみを入れて1~2分ほど茹でます。

茹で上がったらすぐに氷水に落として色止めし
鮮やかな黄緑色に仕上げます。

天ぷらにして食べる場合は
下茹での必要はありません。

こごみの一般的な食べ方は
おひたしや和え物です。

さっと茹でたものに鰹節を振ってポン酢で食べても美味しいですし
マヨネーズやゴマ味噌とも相性が良いです。

パスタの具や炒め物にも使うことができます。

にんにくやオリーブオイルと絡める
季節感がある1皿になります。

下茹でにより火が通っているので
仕上げとしてさっと炒めるのがコツです。

そうすることで美味しい歯ざわりを残し
色よく仕上げることが可能です。

山菜料理をすると
普段の食卓に季節感がプラスされます。

限られた時期にしか食べられない
旬のごちそうを楽しんでみましょう。


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