「源氏物語」 ゆかりの地 宇治で旅する源氏の世界

あなたは「源氏物語」を読んだことがありますか?

多くの人が、高校時代などに
古典の授業でその一部に触れていると思います。

ここでは、源氏物語の構成や登場人物、
ゆかりの地京都府宇治市の源氏物語ミュージアムの情報について
まとめていきたいと思います。

テレビドラマや映画、漫画などの題材に多く使われているので
古典を読むのが苦手な方は
そういったもので触れてみるのも良いと思います。


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たくさんの登場人物と、長年の出来事を描く長編物語


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「源氏物語」とは、平安時代中期に成立した
日本の長編物語、小説です。

諸説ありますが紫式部が著したとされ
通常54帖よりなっています。

写本・版本により多少の違いがあるものの
おおむね400字詰め原稿用紙で約2400枚に及ぶ超大作です。

300名あまりの人物が作中に登場
作中では70年あまりの出来事が描かれています。

物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻
あるいはその文章の美と美意識の鋭さなどから
しばしば「古典の中の古典」と賞賛され
日本文学史上最高の傑作とされています。

そのため、たくさんの注釈本や二次創作本が存在し
テレビドラマや映画、舞台や漫画の題材に使われることも多いです。

源氏物語は母系制(母親の血筋によって家族や血縁集団を
組織する社会制度)が色濃い平安中期を舞台としています。

天皇の親王として出生し、才能や容姿に優れながらも
その身分を離れて源氏姓となった主人公・光源氏
栄華と苦悩の人生、およびその子孫らの人生を描いています。

一般的には、三部構成であるとされていて
各部のメインテーマは以下のようになっています。


・第一部:光源氏が数多の恋愛遍歴を繰り広げつつ
     王朝人として最高の栄誉を極める前半生

・第二部:愛情生活の破綻による無常を悟り
     やがて出家を志すその後半生と
     源氏を取り巻く子女の恋愛模様

・第三部:源氏没後の子孫たちの恋と人生


このような構成であるとの考え方が一般的ですが
二部構成説や四部構成説を唱える有識者もいます。


たくさんの登場人物の中から、ピックアップしてご紹介

続いては、源氏物語の主な登場人物についてご紹介します。

前述のとおり、登場人物は膨大な数に上っているので
主要な人物のみ触れていきたいと思います。


 ・光源氏
    第一部・第二部の主人公。
    妻は葵の上、女三宮
    事実上の正妻として紫の上がいます。

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 ・桐壺帝
    光源氏の父です。

 ・葵の上
    左大臣の娘で、源氏の最初の正妻です。
    源氏との間に夕霧という名の子を設けましたが
    生霊によって取り殺されました。

 ・頭中将(内大臣)
    左大臣の子であり、葵の上の兄です。
    源氏の友人でありライバルです。
    主要登場人物の中で唯一
    一貫した呼び名がないのが特徴です。

 ・紫の上
    幼少のころ源氏に見出されて養育され
    葵の上が亡くなった後に事実上の正妻となりました。

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 ・女三宮
    源氏の姪に当たりますが
    源氏の晩年に二番目の正妻となりました。

 ・柏木
    内大臣の長男で、源氏の妻である女三宮と通じましたが
    それが露見した後は源氏の怒りを買い
    それを気に病んで病死します。

 ・薫
    第三部の主人公で、源氏(実際は柏木)と女三宮の子供です。


ほかにもたくさんの登場人物が出てきますが
人間関係が複雑なので、このくらいにしておきます。

学校で源氏物語の一部を学んだ方も多いと思いますが
現代にも通じるような恋愛模様が
読者を魅了し続けているのではないかと思います。


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世界唯一の源氏物語ミュージアムが2008年リニューアル

このように、多くの人に読まれ続ける源氏物語。

ゆかりの地である京都府宇治市には、1998年に世界唯一の源氏物語に関する
ミュージアムがオープンし、2008年には源氏物語が記録の上で確認されてから
1000年目の年ということで、大規模なリニューアルが行なわれました。


宇治市源氏物語ミュージアムでは、源氏物語についての
さまざまな展示や講座
を行っています。

基本情報をまとめますので
興味がある方はぜひ覗いてみてくださいね。

 ・開館時間
   午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 ・休館日
   月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始

 ・入館料
   大人 500円
      (30名以上の団体は400円)

   小人 (小中学生)
      250円(団体は200円)

 ・電車の場合
   京阪:宇治線(京阪本線からは中書島で乗り換え)宇治駅下車
      徒歩約8分

    JR:奈良線(JR京都駅~奈良駅)宇治駅下車 
      徒歩約15分

   近鉄:京都線近鉄大久保駅からバス約15分
      バス停京阪宇治下車
      徒歩約8分

 ・車の場合
   大阪方面から:名神大山崎JCから京滋バイパスへ
          宇治西ICから約10分
          (大阪方面からは宇治東ICで降りられません。)

   名古屋方面:名神瀬田東ICから京滋バイパスへ
         宇治東ICから約5分

   駐車場:バス4台(1台1回2000円、予約優先)
       乗用車15台(1台30分100円)

   駐車場には限りがありますので
   ミュージアムではできるだけ公共交通機関を
   利用することを呼びかけています。


年齢を重ねてから源氏物語の読破に挑戦しようとする方が多くいるので
カルチャーセンターなどでも積極的に講座が開かれています

原文を読み解いたり、テレビドラマや映画を見たりするだけでなく
ミュージアムを訪れて源氏物語に触れるのも良いのではないでしょうか。



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