明治時代から始まった「修学旅行」の歴史と現状

最終学年に行われることが多く
学校行事の集大成とも言えるのが「修学旅行」。

日本では明治時代から始まったとされ
戦時中は中断したものの、現在まで続いている学校行事です。

小学校では6年生に行くことが多いですが
中学校や高等学校では2年生のときに行うこともあります。

ここでは、修学旅行の地域別の主な行き先
最近の修学旅行事情についてまとめていきたいと思います。


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ルーツは1882年にさかのぼる!修学旅行の歴史

「修学旅行」とは、日本の小学校、中学校、高等学校の
教育や学校行事の一環として、
教職員の引率により児童や生徒が団体行動で宿泊を伴う旅行をすることです。

遠足や社会見学との違いは、
「宿泊を伴う」「行き先がある程度遠隔地」ということが挙げられ
野外活動との違いは「宿泊地が野営地ではない」ということです。

日本では主に最終学年で行われますが
中学校や高等学校では入試などに備えて
2年生で行うことも多いです。

最近の進学校では
1年生のときに行うところも出てきています。

日本における初の修学旅行は
1882年に栃木県第一中学校の生徒たちが教員に引率され
東京・上野で開かれた「第二回勧業博覧会」
を見学したことだとされています。

1886年には東京高等師範学校が「長途遠足」の名で
11日間の旅行を実施したとの記録があります。

『修学旅行』という言葉が使われたのは
翌年に長野師範学校で実施された旅行からでした。

その後は旧制中学校や高等女学校などにも広まり
昭和時代に入って高等小学校にも
宿泊を伴う修学旅行が許可されました。

戦争が激化してからは修学旅行が禁止されましたが
戦後にまた再開されるようになりました。


kiyomizudera
清水寺

修学旅行の旅行先は、地域によってほぼ決まっている

現在では、主な修学旅行先として
以下のような場所が挙げられます。


  ・小学校
     その地方から比較的近い観光地への旅行が主流です。

     関東ならば日光・箱根・新潟・信州などが多く
     関西ならば奈良・京都・大阪が多いです。

     私は愛知県出身で
     京都と奈良に行きました。

     平和学習の一環として
     広島・長崎・沖縄に旅行をすることもあります。

  ・中学校
     北日本の学校は東日本へ
     東日本の学校は西日本へ
     西日本の学校は東日本へ行く場合が多いです。

     私の場合は東京と横浜に行き
     皇居や最高裁判所、横浜中華街などを見学しました。

     近隣にある多くの学校では
     東京ディズニーリゾートへ行くスケジュールでしたが
     私の学校では『行きたい班だけ自力で行く』
     というスタイルでした。

  ・高等学校
     公立・私立を問わず東京や近畿が長く主流でした
     最近では北海道や沖縄なども多いです。

     1990年代以降は日本国内にとどまらず
     ハワイ、アメリカ西海岸、韓国などへの修学旅行も増えています。

     私の高校ではなぜか近場の奈良でしたので
     沖縄や海外へ修学旅行に行く学校の子が
     うらやましかったのを覚えています。


このような旅行先が一般的ではありますが
最近では修学旅行を廃止する高等学校も出てきています。


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最近の修学旅行をめぐる、2つの問題とは?

最近では修学旅行に関して
色々な問題が表面化することが多くなっています。

ここでは、話題に上りやすい『韓国への謝罪』と
親の同伴』についてご紹介します。

1つめは韓国へ修学旅行で訪れた生徒が公表した事実であり
ネット上で話題になりました。

韓国に行って元従軍慰安婦の話を聞き
日本人として過去に韓国人を傷つけたことを謝罪せよ
とのことで土下座を強要されたそうです。

あまりテレビのニュースなどでは報道されませんでしたが
こういったことは行き過ぎた指導なのではないか
との批判が噴出しています。


そして2つめは親の同伴問題です。

もともと、障害や病気を持っている子の付き添いとして
親がついてくるということはありました。

最近では少子化の影響もあり
親が子供に対して過保護になっているように見受けられます。

地域や学校にもよりますが
修学旅行に限らず遠足や野外活動に同伴する親を
見かけるようになりました。

親としては心配なのかも知れませんが
修学旅行は自立への第一歩です。

『かわいい子には旅をさせよ』の言葉通り
家で帰りを待つのが良いと思います。

最近では、こういった声を受けて
旅行中の様子を逐一メールで親に報告したり
テレビで修学旅行の様子を放送したりする学校もあります。




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