インフルエンザ 予防接種の料金と子供の接種回数
空気の乾燥が気になり始め、急激な気温の低下に体調を崩しがちなこの頃。
軽い風邪をひくくらいならいいのですが
風邪とは比較にならないほど症状が重篤になるのがインフルエンザ
の怖いところです。
症状は風邪に似たせき、喉の痛み、鼻水ですが
それだけではすみません。
急激な発熱、悪寒、間接の痛み、倦怠感、頭痛と
インフルエンザの症状は全身におよびます。
風邪よりも高熱になるため
高齢の方や免疫力の弱い方がかかると肺炎をおこしやすかったり
小さなお子様の場合、脳症をおこす可能性もありますので
注意が必要です。
予防のためのインフルエンザ予防接種について
接種回数、料金、インフルエンザワクチンの効果期間
などを調べてみました。
インフルエンザ予防
手洗い、うがいを徹底する、栄養のあるものを食べる、しっかり休養をとるといったこともインフルエンザの予防には有益ですが
インフルエンザの予防といえばやはり予防接種です。
インフルエンザの予防接種を行ってくれる病院は
地域の保健所に問い合わせてください。
またインターネットでも検索できますので
予防接種を受けたい時間や曜日などで探して
希望する日時で予防接種が受けられるところを探してみましょう。
予防接種を受けることは
罹患率や症状の重篤化を避ける有効な手段となります。
■「どうしても会社が休めない」
■「受験が控えており、学校を休むことができない」
■「家族に妊婦がいる」
などといったインフルエンザにかかることを避けたい方は
予防接種を受けることをおすすめします。
インフルエンザ予防接種の料金
インフルエンザワクチン接種は病気に対する治療でないため健康保険が効きません。
原則的に全額自己負担です。
ワクチン接種の料金は、地域や病院によっても違いますが
おおよそ個人病院やクリニックでは2,500円
総合病院では3,600円というところが多いようです。
予防接種のワクチンの内容は同じですが
個人病院の料金は地域の医師会で決められていることが多く
比較的安めです。
総合病院は高めの金額を設定していることが多くあります。
予防接種を受けたい日時や場所にある病院で受ければ
個人病院でも総合病院でも問題ありません。

インフルエンザ予防接種の効果期間、接種時期と回数
インフルエンザの予防接種には有効期間があります。おおよそ3か月~4か月と言われてます。
従いまして、早い時期に予防接種を受ければOKということがなく
次にいつ流行がくるのかを意識しながら行うのが効率が良いようです。
またインフルエンザが流行する時期は、一般的には1月下旬から2月ですので
その3か月前、11月下旬から12月上旬にかけて予防接種を受けるのが良いでしょう。
逆に、2月下旬から3月には有効期限が切れてしまうので
もしこの時期に切れてしまうようでしたら
もう一度予防接種を受けるようにすれば安心です。
万全を期すなら1シーズンに2回予防接種を受けることになりますね。
特に0歳~14歳くらいまでは、インフルエンザに感染しやすいとの統計が出ています。
インフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりです。
(1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
(2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
(3)13歳以上の方 1回0.5mL 1回接種
1回目は10~11月、2回目は11月中に接種するのがおすすめです。
厚生労働省インフルエンザQ&AHP
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
なお、インフルエンザの予防接種のために来院しても
次の症状のある方は予防接種を受けられない可能性があります。
○発熱している方
○今までにインフルエンザワクチンでアレルギー反応を起こしたことがある方
○卵アレルギーのある方
○妊婦あるいは妊娠している可能性のある方(病院によって)
○その他、医師が不適切と判断された方
このような場合、来院先の医師に相談するようにしましょう。
横浜市都筑区でのインフルエンザ予防接種の動画です。
インフルエンザは罹患している本人もつらいものですが
周りにも感染しやすいものでもあります。
インフルエンザの症状を感じたら、充分に注意して無理はしないようにしましょう。
もちろん、会社や学校を休むことも大切です。
学校の場合は、各学校の登校許可がおりるまで無理に登校しないようにして
ゆっくり休むことが早めの完治への近道です。