数え年とは?数え年の計算の仕方と豆知識

お正月を迎えるたびに1つずつ加える数え年。

普段は数え年について意識することも少ないものですが
年祝い(還暦・長寿祝い・七五三)や厄など
時として数え年の節目で祈願することがありますよね。

知らないことも多い数え年について
今さら人に聞けない数え方や知識について、整理していきましょう。

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数え年とは?

数え年とは、生まれた時点となる最初の年を1歳とし
元日を迎えるごとに1歳ずつ加えていく年齢のことです。

ですから、満年齢は誕生した日を基準に0歳から加齢していくのに対し
数え年は元旦を基準に1歳から年を加えていくのです。

例えば、12月31日に出生した場合
出生時に1歳、翌日の1月1日に2歳となるのです。

ちなみに満年齢は、ある時点からの経過年数を表す基年数で
その期間がすべて満たされ終了してはじめて「満了」となるという考え方です。

それに対し、数え年は学年や元号、妊娠月齢のような序数として捉え
すべての人が等しく加齢することで公的制度などの年齢基準における
処理を簡略化しようとしたことによります。

◎2015年の厄年
厄年は数え年で数えます。
したがってたとえ同級生でも、生まれた年が異なれば
厄年の人とそうでない人といるので、注意が必要です。

     平成27年 厄年早見表
男性
前厄 本厄 後厄
 24歳 (平成4年生)  25歳 (平成3年生)  26歳 (平成2年生)
 41歳 (昭和50年生)  42歳 (昭和49年生)  43歳 (昭和48年生)
 60歳 (昭和31年生)  61歳 (昭和30年生)  62歳 (昭和29年生)
女性
前厄 本厄 後厄
 18歳 (平成10年生)  19歳 (平成9年生)  20歳 (平成8年生)
 32歳 (昭和59年生)  33歳 (昭和58年生)  34歳 (昭和57年生)
 36歳 (昭和55年生)  37歳 (昭和54年生)  38歳 (昭和53年生)
 60歳 (昭和31年生)  61歳 (昭和30年生)  62歳 (昭和29年生)
※上記のうち、特に男性42歳、女性33歳は大厄とされています。
厄年早見表 出典 間々田八幡宮
http://www.mamada-hachiman.jp/yakuyoke/yakuyoke.html


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節分の豆はいくつ食べる?

節分は立春、立夏、立秋、立冬をもって四季の節目とし
それらの前日をさします。

季節の変わり目には邪気(鬼)が生まれると考えられていたため
それを取り払うための儀式が必要でした。

とくに立春は一年の始まりとされていたことから
この節目が重視されるようになったのです。

平安時代より宮中では、大晦日に厄祓いのため「追儺(ついな)」といって
豆まきを行っていました。これが現代の節分の豆まきになっています。

節分の豆は、新しい年の厄除けを願って1つ多く食べるといわれています。

これはいわゆる「数え年として1つ多く食べる」という解釈や
「もともとの宮中行事は数え年が一般的だったので数え年のさらに1つ多く食べる」
という解釈など、地域によって様々のようです。

「年の数より1つ多く」といっても
年齢を重ねると豆を全部食べるのはなかなか至難という方も多いかもしれません。

そんな時にはお茶にすると良いでしょう。

本来、新年に初めて汲んだ水で淹れるお茶を「福茶」といい
これを飲むと1年の邪気が祓われるという縁起物です。

節分も新年を迎えるための行事ですから
わざと食べずにとっておいてでもぜひご賞味ください。


◎福豆でつくる福茶
〈材料〉
・豆 3粒
・塩昆布、または昆布の佃煮 適量
・梅干し 1粒
・熱湯 180cc

〈作り方〉
①梅干しの種をとりのぞきます。
②全ての材料を入れ、熱湯を注げばできあがり。

豆の3粒は縁起の良い吉数。
昆布は「よろこぶ」とかかっており、梅は「松•竹•梅」に通じています。
何杯でもおかわりしたくなる美味しさです。


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現代における数え年

日本でも古くから使われてきた数え年は
中国・朝鮮半島・ベトナムの東アジア諸島でも使われていました。

多くの国では満年齢に切り替わりましたが
韓国では現在も数え年が使われています。

日本でも明治6年の「太政官布告第3号」により
満年齢を使用することになりました。

以降、本来数え年で行われてきた七五三や年祝いは
数え年と満年齢のいずれでも行われています。

また、葬祭に際に記す「享年」は数え年が使用されることが多いものの
近年では満年齢を使用することも増えつつあるようです。

ただし、厄年と年回忌(一周忌を除く)の数え方は現在も数え年に準じています。

普段から接している習わしの中にも、十分に理解していないことは多いものです。
節目に際し古代より重んじられてきた慣習のなごりを、今一度思い起こしてみたいものです。



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