浪人生のための予備校の費用と選び方
浪人をして予備校に通うとどれくらい費用がかかるか
その授業料や通学など費用に関する事柄と
予備校選びのポイントについてお話します。
また、予備校ではどのようなコースを選択すればよいのか
受験本番までのスケジュールはどのように立てればよいのかについても
お話していきます。
予備校と費用
1年間予備校の本科生(現役ではなく、朝からの授業もあるコース)になると大手予備校ですと年間40万円から100万円の授業料がかかります。
この授業料にはテキスト代なども含まれます。
また、医学系専門の予備校に通う場合は
年間150万円から750万円の授業料がかかります。
通学の費用は自宅と塾の距離によってまちまちですが
通学証明を殆どの予備校が出してくれますので、通学用定期券を購入することができます。

浪人生に人気の予備校
■・河合塾河合塾と言えば、その名も良く知られている予備校の一つです。
そして河合塾は現役生のみならずに、大検を受けたいと言う方
そして浪人生にまで幅広く対応していて
浪人していてもサポートを最後まですることをモットーにしています。
また、テキストや学校設備などの充実度も、予備校の中でもトップクラスとなっています。
河合塾では、いくつも同じ授業があるために、気に入った先生がいるような場合は
その先生の授業を何度も受ける事ができます。
■・駿台予備校
駿台予備校は、代々木ゼミナールや河合塾などとも名を連ねた
三大予備校としてその名を良く知られています。
駿台予備校は多くの予備校生や、その家族からも高い授業レベルや
教師の素晴らしさという面から評判が良いものとなっており
全国21か所に校舎を持っている会社になります。
合格率の実績も高いものとなっており、今の予備校ではもっと足りないと言う人
更に上を目指したいと言う人向けの予備校と言えるでしょう。
駿台予備校では、第一志望は譲れないとして
第一志望を狙ったカリキュラム立てを行ってくれています。
浪人生のクラスは、高卒クラスと名づけられており、フォローアップシステムや
大学入試センター試験の得点力の向上システム、講師や、ティーチングアドバイザー
クラス担任や生活カウンセラーと言う形で、様々なサポートも行います。
■・早稲田予備校
早稲田予備校は、1クラスが15人以下と言う少人数指導、そして個別指導を導入しており
科目別選択が可能になっており、難関国公立大に強い予備校とされています。
講師陣によって、合格までを確実に指導してもらうことができます。
名前に早稲田予備校と言う名がついているだけあって
早稲田大学の合格に対してこだわりを持っています。
そのため、早稲田大学クラスが充実しており、予備校の講師についても
入試問題の出題傾向を幅広く知りつくしている方がほとんどになります。
早稲田大学AO対策講座なども人気の講座となっており、合格率の高さは
早稲田を目指す浪人生にとっても、心強いものとなっています。
■・城南予備校
城南予備校とは、東京都と神奈川県を中心に展開している、大学受験予備校です。
個別指導コースも行っている他、生徒全員に社員のチューターがつき
統一されている各教科で、面倒見の良い指導をするという方針を立てています。
その事から、一貫性のあるカリキュラムを特徴としており
特に国語の授業が授業全般的に評価の高いものとなっています。
チューターが一人ずつ生徒をカウンセリングして、志望校の合格へと導いていき
フェローが授業で分からない所などを個別で質問に答えていくという
万全のバックアップ体制を取っています。
■・代々木ゼミナール
代々木ゼミナールは三大予備校の一つと呼ばれ、その名も実績も良く知られた予備校です。
週6日制の講義を行ってくれる大学受験科から、医学部受験、芸大・美大受験を目指す予備校まで
多様なコースが用意されており、浪人生も、安心して通う事ができます。
この大学受験科コースは、毎朝9時スタートのコースとなっており、充実した授業時間数
そして最適な科目構成があり、授業を中心としたカリキュラムを用意してくれています。
1年間この規則正しいリズムで生活することで、ベストな学習リズムを確立してくれます。
東大対策エキスパート講師陣が展開してくれる、考える力を育てる授業もあります。
代々木ゼミナール流の秘策によって、東大入試を完全に攻略し
クラス担任と、現役東大生の先輩チューターなど、東大合格の為に必要なものを用意します。
予備校で取るコースの難易度や時間割などの注意点やアドバイス
学校とは違うとの思いから、つい生活が不規則になってしまう恐れがあるのが予備校生活の危険なところです。
出欠を取って管理してくれるチューターがいる予備校、また、朝からなるべく詰めて
空き時間のないように授業を選択することができる予備校を選ぶようにして下さい。
高校生活の延長のように、規則的な生活、規則的な勉強を維持することが
合格の最も早道でもあります。
また、授業を選択する際に、志望校に合ったレベルのものか
必ずチューター等のスタッフに相談するようにして下さい。
予備校の授業がない時間も、スケジュールを週単位で立て
苦手分野を何回も網羅するように勉強計画を立てて下さい。
自分にもっとも合った予備校を選び
高校時代と生活リズムを変えないように勉強することが合格につながります。
生徒のためにいるチューター等のスタッフを最大限に活用して
悔いのない浪人生活を送って下さい。
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