小学校の家庭科に必要な「裁縫セット」 その内容は?

以前は、女子だけが学習していた『裁縫』。

昭和22年からは新教科『家庭科』が創設され、
小学校5年から男女ともに学習するようになりました。

ここでは、家庭科教育の歴史についてお伝えしてから、
小学校で学習する4つの内容、
裁縫セットや裁縫の授業について、
実体験も織り交ぜながらご紹介していきたいと思います。

結論から言うと、
裁縫セットはお下がりや100均で揃えるよりも、
クラスメイトと一緒に注文した方が絶対にオススメですよ!

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昭和初期までは、女子だけが学習する教科だった

今では、男女ともに履修する『家庭科』。
しかし、以前は女子のみが学習していました。

まずは、小学校における家庭科の歴史について
ご紹介していきたいと思います。

明治5年に小学校女子には『手芸(裁縫と行儀作法)』という教科が置かれ、
明治12年の『教育令』によって『裁縫』と改められました。

女子教育として裁縫が重視され、
明治24年には『小学校教則大綱』により
裁縫の教授内容が明確化されました。

そして、大正8年には理科に含まれていた
『家事』が独立し、
高等小学校では『家事裁縫』が必修、
『家事』が選択科目となりました。

昭和初期には大きな改正はありませんでしたが、
昭和16年の『国民学校令』、
『同施行規則』によって、
家事裁縫を『芸能科』に統合しました。

そして、家庭科が誕生したのは昭和22年のことでした。

民主的な家族関係を根底とした家庭建設者の育成を目指し、
小学校5・6年の男女ともに履修させることになりました。

社会の変化や教育課題に対応して、
目標と内容、授業時間などが改訂されて現在に至っています。


小学校で学習するのは大きく分けて4ジャンルの内容

平成20年3月28日に改訂された新学習指導要領では、
5学年で60単位時間、6学年で55単位時間(週あたり2単位時間)が
充てられています。

小学校の2年間で学ぶ内容としては、
大きく分けて4つあります。

A 家庭生活と家族
 1 自分の成長と家族
 2 家庭生活と仕事
 3 家族や近隣の人々とのかかわり

B 日常の食事と調理の基礎
 1 食事の役割
 2 栄養を考えた食事
 3 調理の基礎

C 快適な衣服と住まい
 1 衣服の着用と手入れ
 2 快適な住まい方
 3 生活に役立つ物の製作

D 身近な消費生活と環境
 1 物や金銭の使い方と買い物
 2 環境に配慮した生活の工夫

このようなジャンルがありますが、
やはり人気なのは調理実習を行う食物分野や、
裁縫実習を行う衣服分野だと言えます。

ここでは、裁縫について掘り下げていきたいと思います。


最近ではコンパクトな裁縫セットが人気

家庭科で裁縫を行う場合、
必要になってくるのが『裁縫セット』です。

以前はプラスチックケースの大型のものが主流でしたが、
最近では布製ポーチ型のコンパクトな裁縫セットが目立ってきました。

裁縫セットが必要な時期になると、
学校で申込書が配られ、
自分の好きなものを注文できます。

最近では人気キャラクターをあしらったものが多いので、
選ぶのもとても楽しいです。

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私の場合は、知人のお下がりを使っていましたが、
クラスのほぼ全員が学校で注文していたので、
私も注文しておけば良かったと後悔した記憶があります。

年が近い兄弟で共用しようと思っても、
裁縫セットは中学でも使うため、
そういったことは難しいです。

また、100円ショップなどで揃えることももちろん可能ですが、
授業中に『アレがない!』と焦ることもありますので、
学校で注文した方が安心ではあります。

それでは、裁縫セットに入っているものについて、
その利用法とともにご紹介していきます。

・ソーイングケース
針・縫い糸・糸通し・指ぬき・針刺し・折れ針入れなど、
手縫いに必要な用具をすべて収納することができます。

・糸切りばさみ
その名の通り、糸を切るのに使います。
子供用のものはキャップがついているので、安全・安心です。

・ものさし
寸法を測ったり、
直線を引いて印を付けたりするときに使います。

・たちばさみ
布を切るのに使います。
右利き用と左利き用があるので、
利き手に合わせて選びましょう。

・メジャー
直線でないものの寸法を測るときに便利です。
ボタンを押すことによって自動的にテープを巻き取ります。

・リッパー
間違えて縫ってしまった際に、
布を傷めることなく縫い目をほどけます。

・チャコペンシル
布に印を付けるときや、
刺繍の下絵描きなどに使います。

裁縫セットには、こういった基本の用具がまとめられています。
最初に針や糸の扱い方、玉止めや玉結びの練習をします。

なみ縫いやかがり縫いなどの練習を行います。
学校にもよりますがエプロンや巾着袋を作ります。

そういった中で手縫いはもちろん、
ミシンの扱い方についても学習していきます。

家庭科の授業では、子供が
思いがけない才能を発揮することがあります。

私も家庭科の授業をきっかけに、
手芸が趣味になりました。

楽しい家庭科の授業にするためにも、
裁縫セットはしっかり考えて選びましょう。


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