冬瓜と夕顔 似ているけれど違いは?

夕顔はウリ科の植物で、巻き寿司などの具として一般的な
かんぴょうに加工されます。

一方で、冬瓜も同じくウリ科であり、こちらは夏に収穫したものが
冷暗所にて冬まで保存できるとされています。

どちらも大きな実を付けるのが特徴であり、見分け方が分からない
という声も多いです。

ここでは、夕顔と冬瓜の特徴と違いについてそれぞれまとめてから
両者の見分け方についてご紹介していきたいと思います。

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夕顔とヒョウタンは同じ植物

夕顔」はウリ科の植物で、
巻き寿司などの具に使われる「干瓢(かんぴょう)」の原料です。

ユウガオには、長ユウガオと丸ユウガオがあり
実を細長い帯状に剥いて加工するかんぴょう(干瓢)には
主に丸ユウガオ
が使われます。

また、夕顔の実は食用のほか容器としても用いられます。

夏の夕方に開いた白い花が、翌日の午前中にはしぼんでしまう
ことから命名
されました。

似たような名称の植物として朝顔や昼顔、夜顔などがありますが
これらはいずれもヒルガオ科に属しているので、まったく別の種類です。

夕顔(ヨルガオの花)花弁に艶があって朝顔に似ています。
yorugaohana
出典 陶芸・音楽・畑・フィリピン
http://hoshimi373.exblog.jp/tags/%E5%BA%AD/


また、夜顔が夕顔と呼ばれることもありますので
誰かと話題にする際は、単に「夕顔」と呼ぶのではなく「干瓢の夕顔」とか
ウリ科の夕顔」などと言ったほうが伝わると思います。

夕顔の花と果実(長ユウガオ)
yugaohanami
出典 公園だより
http://www.seibu-la.co.jp/adachi-agri/blog/page/2

夕顔の花と果実(丸ユウガオ)
maruyugao
出典 奥の細道in栃木 壬生解説
http://maywind.sakura.ne.jp/okhos/mibukistu.htm


原産は北アフリカで、日本へは平安時代に中国から伝来したと考えられています。

夕顔の特徴は、大きな果実を実らせるところにあります。
同じくウリ科の植物で大きな実を実らせるものとして「ヒョウタン」があります。

瓢箪(ひょうたん)の花と果実
hyoutanhanami
出典 朝露日記
http://shisei.blog.eonet.jp/default/2009/07/post-1aeb.html


夕顔はヒョウタンの中で苦味が少ない品種を食用として分化
選別した品種だと考えられています。

ほかの夕顔に関する記事
かんぴょうの原料「夕顔」とは?食べ方は?


冬瓜は夏野菜だが長期保存できるため「冬」の字が入っている

一方で「冬瓜(とうがん)」もウリ科に属する植物で
大きな果実をつけるのが特徴です。

冬瓜の花と果実
touganhanami
出典 東武沿線
http://ykgoki.at.webry.info/201207/article_20.html


原産はインドや東南アジアであり、日本では平安時代から栽培されています。
7~8月に収穫される夏野菜ですが、名前には「冬」の字が入っています。

これは、果実をそのまま冷暗所に置いておけば、他のウリ類がなくなる
冬まで保存できるということが由来です。

タイの市場です。
bankokkuichiba
出典 Lohasuke
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=316


さて、続いては冬瓜の食べ方についてご紹介したいと思います。

冬瓜の実のほとんどが水分で、味はほとんどありません。
そのため、煮物やあんかけ、スープや酢の物など
ほかの味を含ませる料理に用いられます


また、実以外の部分では、若葉や柔らかいツルも葉野菜として
炒め物などに用いる
ことができます。

また、漢方では体を冷やして熱を冷ます効果があるとされ
種は利尿剤などとして用いられます。

冬瓜のそぼろ煮の動画です。






冬瓜と夕顔の見分け方は皮の色や切り口などで!

夕顔と冬瓜はどちらもウリ科であり、見た目も似ています。
夕顔と冬瓜の見た目について、違いをまとめると以下のようになります。

夕顔
○・皮の色:黄緑色
○・形:球形や長楕円形
○・実:柔らかく、隙間なくぎっしり詰まっている


yugao


冬瓜
○・皮の色:緑色
○・形:長楕円形
○・実:固く、種の周りには空洞がある


tougan


店頭で見かけた場合は、こういったポイントをチェックすると見分けられます。

しかし、夕顔を干瓢に加工せずに食べる地域は少ないことから
市場に出回るのはほとんど冬瓜であると考えられます。

毎年、知り合いがとても大きな冬瓜を持ってきてくれるので
今年も楽しく料理をしたいと思います。





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