北鎌倉「あじさい寺 」 明月院あじさい情報
6月はジメジメとして雨が多い時期ではありますが
あじさいが綺麗な花を咲かせる時期でもあります。
神奈川県の鎌倉市にはたくさんのあじさいの名所がありますが
その中でも1、2を争うのが北鎌倉の寺院「明月院」です。
ここでは、明月院のあじさいの見頃や、アクセス方法
拝観料などの基本情報をお届けしたいと思います。
明月院は「あじさい寺」とも呼ばれる
神奈川県鎌倉市には「明月院(めいげついん)」という臨済宗の寺院があります。
明月院はあじさいの名所としても知名度が高く
「あじさい寺」とも呼ばれています。
門前から奥まで境内路にはあじさいが咲き乱れ
深い海のような青色が眼前に広がります。

境内には約2500株のあじさいが植えられていますが
そのほとんどが日本古来種のヒメアジサイです。
西洋アジサイのように色変わりをすることなく
だんだんと深みを増していくのが特徴です。
そしてそのあじさいの色は「明月院ブルー」
と呼ばれるほどの魅力的な青です。
また、境内の奥には赤や白の花や珍しい種類の花もあり
そちらも併せて楽しむことができます。
さて、明月院は山内上杉家の祖・上杉憲方が開いたとされています。
しかし、あじさい寺としての歴史は浅く「手入れが楽だから」
という理由で第二次世界大戦後に植えたものが次第に有名になったそうです。
あじさいのほかにも四季を通じて美しい自然を楽しむことができ
春には梅と桜、秋には紅葉、冬には蝋梅(ろうばい)などが見られます。
また、明月院には文化財が多数あり、中でも「木造上杉重房坐像」は
重要文化財として鎌倉国宝館に寄託しています。
そして、境内は国指定の史跡となっています。
車での来場は避けるほうが◎
続いては、明月院へのアクセスや拝観料などの基本情報をまとめていきたいと思います。
■・所在地
神奈川県鎌倉市山ノ内189
■・拝観時間
9時~16時
(6月は8時30分~17時)
■・拝観料
300円
(6月に公開される菖蒲園を見るには別途500円)
■・アクセス
JR北鎌倉駅で下車し、徒歩約650mで到着です。
なお、駐車場はありません。
ベストシーズンはかなり混雑するので注意!
それでは最後に、明月院のあじさいの見頃についてご紹介していきます。明月院では平年、6月中旬から7月中旬が見頃となっています。
このシーズンには、全国各地から明月院のあじさいを一目見ようと
観光客が殺到し、北鎌倉駅まで行列ができることもあります。
あじさいのベストシーズンに行くのがオススメではありますが
混雑してしまいゆっくりと楽しめないのが難点です。
そのため、見頃の時期を少し外して
咲き始めや終わりの頃に訪れるのも良いと思います。
鎌倉にはほかにもあじさいの名所がありますので
一緒に他の名所を巡ってみるのも楽しいと思います。
明月院には駐車場がありません。
また、付近に車を停められるような場所もありませんので
電車を使って訪れる方が良さそうです。
混雑覚悟で見頃の時期に行くか、少し時期を外して
しっとりとした風情を楽しむか、好みに合わせて計画してみてくださいね!