正月の神棚飾りと門松としめ縄

今回の記事においては、お正月の意味と由来を考えながら
お正月の神棚飾りをどうすればよいのか紹介し

さらに、門松・しめ縄の意味合いを述べた上で
その意味合いを大切にした上での自作方法などについても紹介いたします。

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正月の意味と由来

事物の語源を解説するは室町時代の書物『あいのうしょう』は
「政治に専念した始皇帝(秦王・政)が1月に生まれたことから、1月のことを
「政月」と言うようになったものが
後に「正月」と書かれるようになった」としています。

1月に行われる正月の行事は
日本の行事の中で最も古くから存在するものだと言われています。

かつて正月とお盆は
「祖先の霊である祖神をお迎えして五穀豊穣をお願いする神祭り」でした。

しかし、6世紀半ばに伝来した仏教が浸透しその影響が強くなるにつれて
祖先の霊はお願いごとをする相手というよりも
供養する相手というイメージの側面が強まりました。

つまり、祖先の霊は
①生者が憐れみ慈しむべき仏教的な死者のイメージと
②生者を守護する神道的な神のイメージを併せ持つようになったのです。

①のイメージの側面は仏教行事の盂蘭盆会と融合して
お盆で対応されるようになる一方で

②のイメージの側面から祖先の霊は一年ごとの神祭りとなった正月で
歳神様として扱われるようになりました。

結果として、正月は
「歳神を迎えて五穀豊穣をお願いする神祭り」になったと考えられます。


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正月の神棚飾り

上記のように、正月に家にやってくる歳神様は
祖先の霊であるとも考えられるわけですから
祖先の霊をお祀りする神棚においても当然に対応が必要です。

新年の前には神棚飾りを新しいものに替えて
酒や季節の初物などもお供えをすることになります。


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出典 神棚の山丸HP http://yamamaru.net/original.html

神棚にお供えする神饌についての話の動画です。





正月の門松

門松とは正月に家の門の前などに立てられる
一対になった松や竹の正月飾りのこと
です。

松飾りとも言います。

古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから
門松は歳神様を家に迎え入れるための
依り代(よりしろ)という意味合いがあります。

新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代に始まり
室町時代に現在のように玄関の飾りとする様式が決まったと言われます。

門松を自作するには
まず、3本組の竹としっかりした容器を用意します。

容器の底穴は不要ですが、穴あきの植木鉢などでも代用できます。

3本の竹を植木鉢のセンターより少し後ろ側に垂直に立てます。
真砂土を半分弱ほど入れて突き固めます。

竹がしっかり立ったら残りの土を入れますが
あとで松の枝等を挿(さ)しますので、やわらかめにしておきます。

前の部分に松の枝を挿せば門松になります。

松竹梅とそろえたい場合には
梅の苔木(こけぼく=地衣類の生えた梅の木)も挿します。
梅の枝で大丈夫です。
松よりも固定しにくいので苔木を先にさします。

なお、門松はあくまでも松が主役なのですから
ラップの芯などに画用紙を巻きつけて筒状にしたものを
竹の代用にすることも可能です。
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正月のしめ縄

しめ縄とは、神道における神祭具
糸の字の象形を成す紙垂をつけた縄のことです。

しめ縄には、神体を縄で囲い、その中を神域としたり
厄(やく)や禍(わざわい)を祓(はら)ったりする意味があります。

なお、しめ縄の綯(な)える向きについて
左綯えは、天上にある太陽の巡行で、火(男性)を表し
右綯えは、太陽の巡行に逆行し、水(女性)を表しているとされます。

しめ縄を自作するには、まず藁の束を用意します。

まとめた藁の束の根本をきつく細紐で縛ってから、3つの束に分け
それぞれを右に捻り合わせ、3本の縄をつくります。

そして、3本の縄を左に捻(ひね)り合わせて1本の縄としてから
ばらばらにならないように両端を細紐で縛ります。

紅白の飾りをつければしめ縄の完成です。

注連縄作りの動画です。手作りされる方は参考になると思います。


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