外資系コンサル企業とは?外資系の就職・転職に興味あり!
外資系企業にも製薬、保険、銀行、IT などまだいろいろな業種がありますが
ここでは、コンサルティングを業務とする企業に絞ります。
初任給が高いことから、多くの就活生の注目を集める
「外資系コンサル企業」。
給料が高い理由や、英語力が仕事に
どう影響するかなどについて触れていきます。
「外資系コンサル企業」ってどんなもの?
「コンサル」とはコンサルタントの略称でありコンサルティング業務を行う個人もしくは法人を指します。
コンサルティングとは、企業や公共機関などのクライアントに対して
専門的な知識を持って客観的に現状を観察し、問題点や原因を分析した後に
対策案を示して、クライアントの発展を助ける業務を行うことです。
また、その業務そのものを指す場合もあります。
コンサルタントを名乗るために、必須の資格などが
ない分野は多いですが、関連する資格は多数存在しています。
また、「外資系」とは外資系企業の略称であり、外国法人や外国人が
一定以上の出資をする日本の企業を指します。
基本的には株式会社ですが
最近では合同会社も増えています。
反対に、外資系でない日本の企業は
「日系」や「国内系」などと呼ばれています。
21世紀に入ってからは、外国のコンサル会社や金融機関が
日本に現地法人を設立して日本人を多く採用する例が相次ぎました。
平均と比べて高い!外資系コンサル企業の初任給
続いては、コンサルタントの給料についてです。企業によっても異なりますが、コンサルティング業界は
基本的に福利厚生がほとんどありません。
まれに、住宅補助等が少し受けられる程度で
他業種と比べて少ないです。
しかしながら、その分基本給与が
かなり高く設定されているのが特徴です。
具体的には新卒であれば500~600万円くらいになります。
また、3年くらい勤めれば昇進できる可能性が高く
給料も上がっていきます。
ただし、最近ではリーマンショックの余波で
一時期に比べて下がったとも言われています。
大変なことも多いため、ただ稼ぎたいという理由だけで
コンサルタントを目指すのはおすすめできません。
英語力は必要?外資系コンサル企業への就職
外資系コンサルタントに就職する際に多くの人が気になるのは「英語力」ではないでしょうか。
外資系企業であっても、コンサルティング会社の
メインのクライアントは日本企業であることが多いです。
そのため、担当者が日本人であることが多く
英語を使う機会は少ないと言えます。
しかし、海外に関連するプロジェクトなどで
海外出張が生じることもあり、そこでは英語が必要になります。
そのため英語ができない場合
昇進が難しくなることがあります。
入社時に英語がペラペラである必要はありませんが
会社に入った後も苦手意識を持ったままだと苦労します。
給料が高いことで人気が集まってはいますが
厳しい世界であるということも頭の隅に
入れておいていただければと思います。